第60回比較統合医療学会大会
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記念合同開催
第60回(一社)比較統合医療学会学術大会 第20回日本補完代替医療学会学術集会
2017/12/2〜12/3
「人間と動物の医療を共に考える」
会 場:帝京平成大学(池袋キャンパス)
大会長:安川明夫(一社)比較統合医療学会 代表理事 西荻動物病院 上石神井動物病院
平成29年12月2日(土)
【シンポジウム1 (大会特別企画)】
漢方シンポジウム
○ストレスからの病気と中医学の治療
演者:宋 靖鋼(日本漢方研究センター)
現代人は多くのストレスを抱え、それを原因として精神疾患や消化器系疾患、皮膚疾患、心疾患などを発症していると言われている。中医学の「全体観」や「弁証論治」はストレスについて豊富な内容を持ち、ストレスに関連する疾患の予防や治療に力を発揮することができる。
中医学では「喜、怒、憂、思、悲、恐、驚」の7つの正常な精神や感情の状態があると考え、これを七情と呼んでいる。この七情のバランスが崩れると体内に失調を引き起こす可能性が出てくる。今回は七情と五臓との関連と発病の特徴を発表した。
○小動物臨床における漢方薬の活用 〜古典的診断から統合医療へ〜
演者:橋本昌大(高草山どうぶつ病院)
さまざまな動物の症例において漢方薬を活用し、漢方治療の古典的診断から統合医療への展開を検討した。「子宮蓄膿症手術後の十全大補湯の投与」「慢性膀胱炎や慢性下痢症に対する補中益気湯の投与」「寒冷により起立不能となった高齢犬、パルボウイルス感染症の犬へ真武湯の投与」「慢性胃腸炎の犬に参苓白朮散を投与」などを試みた。
手術後の体力回復に漢方を併用する例は多く、臨床の場においても東西医学の統合医療が行われている。また、異なる疾患に対して同じ治療が施されることも珍しくない。逆に同じ症状であっても原因が異なる場合は治療法を変える。五感を使う古典的診断は基本だが、動物の表情、しぐさ、習慣、歩き方などから病態を探る東洋医学の知恵を考察した。
○はじめて漢方薬を処方される先生へ 〜「虚・実」診断からの処方法〜
演者:金鞍博樹(山二ツ動物病院)
漢方学が動物に難しいのは環境因子、食生活、生理機能などが人間と異なる点にある。
言葉を使えないことなども含まれるが、こうしたことが不適応因子となって、動物における漢方薬の報告が減少傾向にあった。現在、漢方エキス顆粒を使用しており、これは伝統的な漢方薬とはスタンスが異なる。
漢方エキス顆粒の中で安全に処方できるのは十味敗毒湯(TJ6)、猪苓湯(TJ40)、六君子湯(TJ43)、小青竜湯(TJ19)、抑肝散(TJ54)、疎経活血湯(TJ53)、十全大補湯(TJ48)の7種とされている。中間証の症例に適応しており、動物における漢方エキス顆粒の不適応症状は西洋医学による薬剤の副反応より低いと思われる。
犬に対しては、皮膚病にはTJ6、TJ48。上部消化器、ウイルス性腸炎、蛋白漏出性腸炎にはTJ43。呼吸器疾患にはTJ19。泌尿器疾患にはTJ40。免疫性疾患にはTJ48。運動器疾患にはTJ53。精神障害にはTJ54を処方している。私自身肺腺がんの宣告を受け、その際には漢方エキス顆粒を使用した。TJ48が最も効果が高いと思われたが、TJ19も有効と感じられた。
【特別講演】
プラセンタエキスの現状と未来
演者:鈴木信孝(金沢大学大学院医薬保健学総合研究科 臨床研究開発補完代替医療学講座)
胎盤(プラセンタ)から抽出されたエキスを用いた療法は「プラセンタ療法」と呼ばれ、アンチエイジング領域において注目されている。しかし、慢性肝炎や肝硬変など肝疾患においても効果が報告されており、基礎医学的にも肝再生促進作用、肝細胞DNA合成促進作用、抗脂肝作用、肝線維増殖の抑制などが知られている。他にも細胞の老化進行の防止、鎮痛効果、免疫疾患やアレルギー疾患などへの効果についても報告がある。
今回は「中高年男性におけるプラセンタエキスゼリー食品の有用性」について言及した。メンズヘルス領域における研究、応用はまだ十分ではないが、ホルモン補充療法を補完する形での利用は選択肢の一つとなる。また、一部獣医師にも使われており、その応用については今後、期待が持たれている。
【特別講演】
音楽療法 ~未病克服を目指して~
演者:和合治久(埼玉医科大学短期大学 名誉教授・埼玉医科大学 前教授)
幼少時代に聴いた音楽に触れると、郷愁が湧き上がり不安感や挫折感がなくなっていく。同じ曲でなくても音楽的特性が共通したものであるならば、同様の作用が身体に生じる。
一方、記憶や好き嫌いとは無関係にある曲を聴くと、誰でも血圧や心拍が安定し、脳波リズムが整い、唾液分泌の増加などが見られる場合がある。また、応援歌や校歌のように一緒に歌うことで連帯感が生まれたりする。これらは音楽が持つ「心理的な力」、「生理的な力」、「社会的な力」よるもので、この3つの力を使い病気の予防や未病の改善、精神的な悩みの解決などを行うのが「音楽療法」である。
音楽療法は演奏させることによって行う「能動的な音楽療法」と、音楽を聴くことによって行う「受動的な音楽療法」の2つに分類される。今日では介護施設や医療施設などでこの2つの音楽療法を個人の状態に合わせて組み合わせながら実践している。医学分野でも痛みの緩和、心身症の改善、認知症や脳神経疾患の改善、耳鳴り難聴の改善、免疫力の向上、などに活用されている。
今回は音楽の諸要素から構成される「ゆらぎ」、「和音」を取り上げ、人の身体にどのような影響を及ぼすのか解説された。
【招待講演】
毛包上皮活性化作用を有するリンゴ由来プロシアニジン含有サプリメントのヒト育毛作用(臨床試験)
演者: 本多伸吉(イムダイン株式会社)
日本ではストレスの増加に伴い、男女とも脱毛や薄毛に悩む人が増加している。男性向けとしては経口剤フィナステリド、外用剤ミノキシジルが販売されているが、女性向けとして効果の高い製剤はない。これまでの研究により、リンゴ由来プロシアニジンがマウスの毛包上皮細胞に増殖促進活性があることを見出し、プロシアニジンを配合したサプリメントを用いてヒト育毛作用を実施した。
薄毛の気になる男女を対象にプロシアニジンを含む食品を16週間摂取させ、育毛効果を皮膚科医師による判定を行った。その結果、男性で平均68.9%、女性で平均75.6%の改善が見られた。
【教育講演】
これからの食事療法と近い未来の透析療法
演者: 菅野義彦(東京医科大学病院 腎臓内科 主任教授)
人工透析は1990年以降、単に生命を維持するだけでなく、薬剤開発を中心に透析患者のQOLを向上する方向に発展してきた。現在では高齢者や合併症患者も安全に透析を受けることが可能になり、血液透析療法はほぼ完成の域に達したと思われる。
腎不全に必要なのは透析療法と食事療法だが、今後可能性があるのは食事療法である。これまでの食事療法の原則は「出せないのだから食べてはいけない」という摂取制限で、これは初期の効率の悪い透析療法から引き継がれ、今日に至っている。しかし、現在の透析患者の臨床像はこの20年間で大きく変化しており、高齢化も進んでいるため摂取制限とは別の食事療法が必要とされている。
また、近年のナノテクノロジーの進歩により埋め込み型の人工腎臓の実現も夢ではなくなった。現在、海外を含めて3つのグループで最新の人工腎臓の研究が行われている。
【一般講演】
1.万田酵素の妊婦使用例について ~胎内発育不全症例を中心に~
演者:小濱隆文(恵寿総合病院)
2.ウマプラセンタエキスの繊維芽細胞増殖作用におけるウマサイタイエキスの相乗効果
演者:手計雅彦(スノーデン株式会社)
3.ブタプラセンタエキスのロコモティブ症候群に対する有用性の検討
演者:三村朋也(株式会社日本生物製剤)
4.犬の興奮時の発咳に対する漢方薬・生薬の使用経験
演者:橋本昌大(高草山どうぶつ病院)
5.~鍼灸漢方外来の取り組み~老齢犬の悪性メラノーマの一例
演者:藤原千春(はる動物病院)
6.乳製品を用いたクルクミンの腸管吸収率向上への取り組み
演者:長尾 陸(東京慈恵会医科大学付属病院)
7.田七、杜仲を含む漢方養生食品の認知症に対する効果の検証
演者:謝 心(武蔵野学院大学大学院)
8.健康補助食品SRD-ES103A GOLD の有効性と有用性について~白内障に対する効果~
演者:越久田活子(おくだ動物病院)
9.異なるアロマセラピー手法による生体反応性の違い
演者:許 鳳浩(金沢大学大学院医薬保健学保健総合研究科 臨床研究開発補完代替医療学)
10.演題「低周波帯域の電界によるヒトの睡眠効率向上について
演者:田島彰憲(株式会社日本理工医学研究所)
11.カツオ節菌産生化合物の抗酸化作用とがん予防作用
演者: 徳田春邦(京都大学大学院)
12.ビデンス・ピローサと酵母由来のβーグルカンを配合した免疫活性サプリメントを用い皮膚症状、QOLが改善されたリスの2症例
演者:上原愛童(あまみ動物病院)
13.霊芝菌糸体培養培地抽出物(MAK)の抗腫瘍効果とそのメカニズムの解析
演者:村田絵莉子(城西大学薬学部医療栄養学科)
14.犬のけいれん発作に対する大麻草由来「カンナビジオール(CBD)」の有用性
演者:遠藤麻里(マリーペットクリニック)
15.獣医学領域における丸山ワクチンの利用状況
演者:飯田和美(日本医科大学ワクチン療法研究施設)
16.フランキンセンスエッセンシャルオイルは、ラット血漿中コルチコステロン量を減少させ、睡眠負債を軽減する
演者:岡野秀鑑(東京医科歯科大学生体材料工学研究所)
17.L-カルニチンは身体のどこで、何をしているのか?
演者:王堂 哲(ロンザジャパン株式会社)
18.L-カルニチンによる細胞死の制御と神経病態の抑制
演者:井上正康(健康科学研究所&大阪市大医学部)
19.犬の手作り食による血漿バイオマーカーの変化
演者:齋藤温子(斉藤牧場動物病院)
20.手作り食でQOLが向上した犬の肝リンパ腫の一例
演者:山口真紀子(るい動物病院)
21.猫の飲水療法について
演者:小宮山典寛(三鷹獣医科グループ)
22.末梢疲労に対する霊芝菌糸体培養培地抽出物(MAK)の効果
演者:遠藤未紗希(城西大学薬学部医療栄養学科)
23.ヘッドケアは筋膜リリースをするのか?
演者:上馬塲和夫(帝京平成大学ヒューマンケア学部東洋医学研究所所長)
24.イヌの胆嚢疾患における酸化ストレスの検討
演者:金子泰之(宮崎大学農学部付属動物病院)
25.イヌの水素ガス吸入による吸入麻酔に伴う酸化ストレスの抑制についての比較検討
演者:網谷龍太(宮崎大学農学部獣医学科付属動物病院研究室)
26.運動誘発性急性腎障害の機序とタヒボポリフェノールの作用についての検討
演者:荻野目夏望(早稲田大学大学院)
27.ぶどう種子ポリフェノール、アカシアポリフェノールの抗炎症作用および選択的シクロオキシゲナーゼ抑制作用に関する検討
演者:馬 思慧(早稲田大学大学院)
28.人医療と獣医療における膝蓋骨脱臼整復方法の比較
演者:川合智行(横浜山手犬猫医療センター)
29.犬の難治性外傷に対するキチンナノファイバー/オゾン複合体の使用経験
演者:東 和生(鳥取大学農学部共同獣医学科
12月2日の18:40より帝京平成大学の食堂にて懇親会が行われ、歌やマジックなどさまざまなイベントが披露された。
平成29年12月3日(日)
【シンポジウム2】
動物医療からわかる人の医療
演者:鈴木信孝(日本補完代替医療学会理事長)
安川明夫(〈一社〉比較統合医療医学会代表理事)
2012年、世界獣医師会と世界医師会はGlobal Health向上のため、また人と動物の共通感染への対応、責任ある抗菌剤の使用、教育・臨床及び公衆衛生に係る協力体制を強化するため、両社が連携し一体となって取り組むことを合意し、覚書を取り交わした。2013年には日本においても日本獣医師会と日本医師会が協定書を取り交わしている。
2016年、福岡で行われた第2回のOne Healthに関する国際会議においては31か国の医師、獣医師が集まり、人と動物の共通感染症や薬剤耐性対策などOne Healthに関する重要な課題について情報交換を行った。本会議では「福岡宣言」が発表されている。
また動物由来の感染症が世界各地で発生しているが、日本でも馬や犬などが宿主となる日本住血吸虫症があり人畜共通感染症については注意が必要である。比較統合医療学会ではこの疾患の調査研究に重要な役割を果たした。伴侶動物も多様化して、改めて動物由来の感染が問題となっているが、重要なことは人と動物の共通の感染症についての正しい理解である。医師と獣医師が互いに学ぶべきことは多く、医師と獣医師の連携の重要性は今後も増していくであろう。
【特別講演】
シイタケ菌糸体抽出物とその有用性
演者:鈴木信孝(金沢大学大学院医薬保健学総合研究科 臨床研究開発補完代替医療学講座)
シイタケの子実体から抽出されるβグルカンのレンチナンは、抗がん剤として開発され保険適用を受けた。これに続いてシイタケの菌糸体抽出物の免疫調節機能、抗腫瘍効果についても研究が進められている。
がん患者は免疫抑制機能が進行しているため、単純に免疫機能を抑制するだけでは十分な効果は得られない。がんを抑制するためには免疫機能を解除しなければならないという概念があり、シイタケ菌糸体抽出物はこうした作用を有するとの報告がある。シイタケ菌糸体の臨床研究は複数の大学医学部による研究会を中心に行われており、いくつかのQOL改善が示唆された。
【招待講演】
がん特有の代謝・炎症を考慮したがん治療~紅豆杉投与症例の報告も含めて~
演者:浜口玲央(みらいメディカルクリニック茗荷谷 医長)
紅豆杉は中国の雲南省に群生するイチイの木から抽出される物質で、活性酸素除去作用や抗腫瘍効果などが報告されている。
がんに特徴的なエネルギー代謝は酸素存在下にあるにも関わらず、解糖系によるATP産生を行う。これについては効率的なATP産生、他の経路を介して生合成やレドックス制御に関われるなどがメリットとして考えられている。また、細胞膜間の内外におけるpH勾配が、がんの成長・進展、血管新生、転移、薬剤耐性にも関わっている。さらに、体内に過剰に存在するIGFはmTORを亢進させ、がん細胞の増殖を促進する危険性を持つ。他にも脂肪酸、炎症制御に重要な役割を持つNFκB、がん細胞の浸潤、転移に関わるEMTなどががん特有の代謝・炎症に関わっている。
がん特有の代謝・炎症を考慮し、患者それぞれの食事・生活習慣を改善すると同時に紅豆杉の投与を行った症例を報告した。進行期、再発がんであるにも関わらず、QOLを損なうことなく良好な経過を示している。
【教育講演】
~覚醒下手術から始まる統合医療Ⅰ、Ⅱ
演者:篠浦伸禎(都立駒込病院 脳神経外科 部長)
高齢化が進み、認知症予防や脳疾患後のリハビリテーションが注目されている。脳疾患については「脳にいい5つの習慣」、「脳腫瘍機能温存のための治療と手術」などの著書を通じて、自ら実践、啓発活動を行ってきた。認知症についても統合医療である程度予防できることがわかってきている。
脳腫瘍における覚醒下手術は術後の症状悪化を防ぐために必要な手術である。手術中に麻痺、失語症、高次機能の悪化がチェック可能で、悪化した場合は手術をストップし回復するまで待つことができる。術後、希望する患者には統合医療を併用し、いい結果を得ている例を紹介した。
【特別講演】
ガゴメ昆布フコイダンの免疫賦活作用
演者:鈴木信孝(金沢大学大学院医薬保健学総合研究科 臨床研究開発補完代替医療学講座)
フコダインは昆布やモズクといった褐藻類にあり、北海道函館近海に生息するガゴメ昆布には特に豊富に含まれている。ガゴメ昆布フコダインに含まれているのはU、F、Gの3つのフコダインで、これまでの基礎研究で抗腫瘍作用、免疫賦活作用、血栓形成抑制作用、抗アレルギー作用、育毛作用などに機能性があることが明らかになっている。ガゴメ昆布は国内において長く食されており、安全性は高い。遺伝毒性試験、ラットへの単回投与試験、薬物代謝酵素試験などにおいても問題がないと報告されている。
基礎研究に続き、ヒト試験においてもガゴメ昆布フコダインの有用性が研究されている。高齢者を対象とした摂取試験、婦人科系がん既往者に対する有用性評価などにおいてさまざまな可能性が示唆された。
【招待講演】
山梨県における日本住血吸虫病(地方病)とのたたかい
演者:浅山光一(山梨県福祉保健部健康増進課 感染症担当 課長補佐)
日本住血吸虫病は感染型幼虫の経皮感染により生じる人畜共通感染症である。流行の地となった山梨県の甲府盆地では古くから原因不明の地方病と呼ばれていた。国内では医療技術の進歩により撲滅されたが、中国やフィリピン、インドネシアでは現在も多くの患者が存在している。近年、人や物の流通のグローバル化により住血吸虫症が輸入感染症となる可能性が高まりつつある。
今回は明治初頭から行われた山梨県の官学民が一体となった取り組みを歴史的な視点で捉え、8つの区分に分けて報告した。
【一般演題】
31.犬のASTおよびALT上昇症例における肝臓加水分解物配合サプリメントの臨床検討
演者:根岸大吾(新都心どうぶつ病院)
32.犬猫の病理検査の統計的な情報および医学領域と異なる犬猫の疾患
演者:難波裕之(難波動物病理検査ラボ)
33.長期ステロイド治療を必要としなかった犬のステロイド反応性 髄膜炎~動脈炎の2例
演者:上田一徳(横浜山手犬猫医療センター)
34.ターメリックのFusarium solani に対する抗真菌活性
Jesmin AKTER(鹿児島大学連合大学院農学研究科)
35.内分泌性脱毛症の2例
島崎博美(表参道ペットクリニック)
36.糖タンパク質由来マクロファージ活性化剤MAFの開発
宇都義浩(徳島大学大学院社会産業理工学研究部)
37.山梨県内の中学生1396名の日本住血吸虫症についての認知度調査結果に関する考察
演者:草柳愛子(山口醫院、NPO法人ウェルネスを育む会、(一社)林屋生命科学研究所)
38.年別に見た犬と猫の主要感染性因子の流行状況
演者:相馬武久(マルピー・ライフテック株式会社 臨床検査部)
39.ヒト肝細胞キメラマウスを用いた継代移植によるヒト肝細胞の増殖能と性質に関する解析
演者:柳 愛美(株式会社フェニックスバイオ)
40.健常者におけるシイタケ菌糸体抽出物配合顆粒の免疫機能維持・改善効果
演者:松井保公(小林製薬中央研究所)
41.イチイ科薬用植物雲南紅豆杉の概略について
演者:中村俊和(六基食品株式会社)
42.犬のストレス誘発性異常行動に抑肝散が奏効した2例
演者:飯島 治(バウワウ動物クリニック)
43.ハトムギ茶の抗インフルエンザウイルス作用およびその作用機序
演者:永井栄美子(石川県立大学食品科学科)
44.全粒ハトムギエキス継続摂取による肌改善効果
演者:上原静香(株式会社コーセー研究所)
45.瘀血の腹証例での臀部痛は、椎骨静脈叢を介したものか?
演者:上馬塲和夫(帝京平成大学ヒューマンケア学部東洋医学研究所所長)
46.不動によって生じる骨格筋の炎症に対するメカニカルストレスの抑制効果
演者:斎藤久美子(早稲田大学大学院))
47.ハンドヒーリングが奏功した一側性難聴の1例と網膜色素変性症の3例
演者:豊田美都(太陽の丘クリニック)
48.中医体質の視点から見た温熱刺激に対する生体反応の違い
演者:許 鳳浩(金沢大学大学院 医薬保健学保健総合研究科臨床研究開発 補完代替医療学)
49.犬の椎間板疾患に対し実施している治療について
演者:原田隆久(はらだペットクリニック)
50.小動物緩和ケアにおけるオゾン治療の可能性
演者:川部美史(岐阜大学応用生物科学部)
51.イヌの椎間板ヘルニア治療に対するオゾン療法の効果
演者:清水無空(アカシア動物病院)
52.犬と猫の歯周病における多臓器円環についての回顧的検討
演者:三浦貴裕(相模大野プリモ動物病院)