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第64回比較統合医療学会学術大会

第64回比較統合医療学会学術大会

COVID-19対策を考える ~各自で出来る対策を練ろう~

第64回比較統合医療学会学術大会
大会長ご挨拶

新しい風

大会長 鳥巣至道(酪農学園大学)

第 64 回の大会長を務めさせていただく、酪農学園大学の鳥巣至道です。何故私が大会長? と思っておられる先生方も多いと思います。そこで私について少しお話しします。今年度の4月に宮崎大学から酪農学園 大学の伴侶動物外科の教授として赴任しました。専門は、小動物の消化器外科・内科です。これまで、数多 くの消化器疾患を治療してきましたが、酪農学園大学に移動してからは、腫瘍科主任として腫瘍外科も数多く治療しています。このように基本的に私の治療は、西洋医学が中心です。しかし、私の恩師は鷲巣誠先生であり、恩師が東洋医学を外科症例にうまく織り交ぜた統合的な治療を行っていた関係で、私も漢方やオゾン療法、水素療法、光療法など様々な治療を組み合わせた統合的な治療を行っています。現に酪農学園大学では今までそのような治療を行っていませんでしたが、この半年で数多くの症例で漢方やオゾン療法、光治療などを導入し統合医療を若い先生方に経験してもらっています。今回、理事長である安川先生からこの伝統ある比較統合医療学会に新しい風を吹かせてほしいという依頼もあり、若輩者ではありますが新しい風を吹かせるために大会長をお引き受けしました。精一杯頑張って、本学会を盛り上げていきたいと思っており ます。

さて、第 64 回学術大会のテーマは COVID-19 と致します。
2019 年に中国の武漢で広がりをみせた新型コロナウイルスは、瞬く間に全世界に広がり、我々が経験し たことのない事態を引き起こしています。全世界でロックダウンなどの対策が行われ、日本でも蔓延防止措置(いわゆるマンボウ)や緊急事態宣言が全国的に発動され、我々の生活が一変しました。そもそもコロナウイルスは、種特異性が高く、例えば、猫のコロナウイルスが人や犬に感染することはないと言われていましたが、新型コロナウイルスとなってからは、種を超えて感染しうるといわれています。また感染様式もクラスターという新しい概念の感染様式で、爆発的に感染が広がることがわかっています。現在、世界的に COVID-19 に対するワクチン開発が行われ、すでに多くの人がワクチン接種を行っています。このワクチン 接種に異議を唱える科学者も数多くいますが、ワクチン接種は政治的な働きかけもあり、世界的に接種が行 われています。我々は、正しい情報を整理できないまま、ワクチンを接種していないと with コロナ時代に日常生活を送ることができない世の中になる可能性もあります。以上のことから、本大会では、COVID-19 を特集し、我々獣医師が猫の FIP で経験する抗体依存性感染増強が COVID-19 でも認められるのか? 新型コロナウイルスのワクチンは、本当に安全なのか? など我々の中でもモヤモヤした疑問に関して専門の先生方に詳しく解説いただく予定です。基調講演や招待講演をお願いした先生方の講演を聞いて、今一度正しい知 識を整理していただければと思います。

本学術大会は極めて学術的充実度の高い大会とすべく、関係各位が努力して学会を作り上げてもらいました。多くの方々の御参加を頂き、活発なディスカッションを行い、明日からの診療や生活に役立てていただければ幸いです。

令和3年 10 月吉日


開催日

2021年10月30日(土)
2021年10月31日(日)

見逃し配信

2021年11月5日(金)10:00 ~ 11月19日(金)18:00

開催方法

WEB開催(録画配信&LIVE)

大会長

鳥巣至道(酪農学園大学)

テーマ:

COVID-19対策を考える ~各自で出来る対策を練ろう~

参加申込期間

2021年9月6日(月)~ 10月27日(水)
2021年11月19日(金)12:00 まで延長しました。

参加費:

会員  8,000円
非会員 10,000円
学生  1,000円

講師:

  • 基調講演:鈴木信孝先生(日本補完代替医療学会)
  • 基調講演:井上正康先生(健康科学研究所・現代適塾)
  • 招待講演:高野友美先生(北里大学)
  • 招待講演:龍見 昇先生(NOVO クリニック)
  • 招待講演:中村篤史先生(ナカムラクリニック)
  • 招待講演:池田としえ先生(日野市議会議員)
  • 治験報告:橋本昌大先生(高草山どうぶつ病院)

抄録集

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プログラム

10月30日(土)

9:00〜9:15 開会式/大会長挨拶
鳥巣至道 先生((酪農学園大学)
9:20〜10:05 教育講演
「動物とヒトのコロナウイルス−猫伝染性腹膜炎の研究者としての観点から−」
 高野友美 先生(北里大学)
10:10〜11:25 招待講演
「新型コロナの問題点と対処法」
 中村篤史 先生(ナカムラクリニック)
11:30~12:15 一般演題
1.「With COVID-19 での取り組み方」
 畑 伸秀(桜の聖母短期大学)

2.「電荷水飲用とレプトンガス吸入による血液学的データの変動について」
 山口貴也(山口醫院)

3.「水素による新型コロナウイルスの蔓延防止」
 木村公一(Zenphar 合同会社)

13:00~14:00 一般演題
4.「雲南紅豆杉と光免疫誘導療法を用いたリンパ腫の猫の1例」
 石井万寿美(まねき猫ホスピタル)

5.「ゼロから始めた普通の動物病院の鍼灸治療」
 田中大介(牛久保東ペットクリニック)

6.「アサイゲルマニウムの生理作用と作用メカニズム」
 島田康弘(株式会社浅井ゲルマニウム研究所)

7.「有機ゲルマニウム化合物「アサイゲルマニウム」の有用性研究の紹介 〜医薬品開発時代の知見を中心に〜」
 土井山爽太(株式会社浅井ゲルマニウム研究所)

14:05〜16:20 特別講演
「子宮頸がんワクチンから新型コロナワクチンまでの流れ〜これは PLANDEMIC なのか?〜」
 池田としえ 先生(日野市議会議員)

10月31日(日)

9:00〜10:45 基調講演
「新型コロナとワクチンの全貌」
 井上正康 先生(健康科学研究所・現代適塾)
10:50〜12:05 一般演題
8.「聞き手にθ波(脳波)が発現するとされる歌手の歌声の実際の脳波変動に関する考察」
 山口貴也(山口醫院)

9.「新型コロナウイルスワクチン接種者が与える非接種者への影響」
 小林敏生(Binsei Natural Healing)

10.「高濃度オゾン水を利用した鼻腔洗浄による、味覚・嗅覚神経細胞保護の臨床的検討」
 鈴木宏典(㈱サイエンティフィックケアマネジメント)

11.「露地栽培アガリクス KA21 含有食品の創傷治癒促進作用・抗がん剤の副作用軽減作用に対するアンケート結果」
 北原淳子(東栄新薬株式会社)

12.「露地栽培アガリクス KA21 の真菌感染症に罹患したイヌ、ネコに対する臨床試験結果」
 元井章智(東栄新薬株式会社)

13:00~13:45 治験報告
「犬の子宮蓄膿症の術後ルミンRA 経口投与による血液パラメーターの推移に対する治療効果の検討」
 橋本昌大 先生(高草山どうぶつ病院)
13:50~14:35 招待講演
「新型コロナワクチン接種者からの伝播に関するアンケート調査と、伝播に対する対策と予防法」 
 龍見 昇 先生(NOVO クリニック)
14:40〜15:55 基調講演
「新型コロナのセルフケア」
鈴木信孝 先生(日本補完代替医療学会)
16:00~16:05 閉会式

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