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第62回比較統合医療学会は無事終了いたしました
2018/11/28
大会終了のご挨拶
(一社)比較統合医療学会関係各位
合同開催 大会長 亀井 勉
日本補完代替医療学会 理事長 鈴木信孝
2018年11月10日、11日の両日、大会テーマ「人間と動物の健康促進・未病改善をめざして」のもとに無事第62回(一社)比較統合医療学会学術大会/第21回日本補完代替医療学会学術集会の合同開催を終えることが出来ました。これも、ひとえに(一社)比較統合医療学会の理事ならびに会員各位の並々ならぬご尽力のおかげであり、ここに日本補完代替医療学会会員一同を代表して心より深謝いたします。
昨年度は、「人間と動物の医療を共に考える」をテーマに合同開催いたしましたが、今回の合同開催で両学会の密接な交流体制が完成したと確信しております。とくに、獣医師と医師の連携はこれら合同開催を契機に、医学史的にも大変重要な意義を持つものであると考えております。
今日、医学は目覚しい発展を遂げ、健康を取り戻していく人々がいる反面、疾病による様々な問題を抱え込み、苦しんでいる患者もまだまだ数多くいるのが現状です。また、疾病そのものの治癒が無理ならば、せめてQOLを改善して欲しいと願う方々も多くいます。医師をはじめ現代西洋医学に従事している者は、獣医学の知恵を学ぶべきであると思います。また、若き医学生には獣医学の系統講義があってしかるべきであるとも考えています。さらに、動物の介助が必須もしくは妥当性を有している場合は、伴侶動物にも国の保険適応があって当然であるとも考えています。
汎動物学(Zoobiquity) とone medicineの可能性は無限に広がっています。医師と獣医師が同じ理念のもとに協力し合えば、必ずや患者、伴侶動物双方に安全で有効な新治療法をもたらすことができると確信しています。
このたびは、本当にありがとうございました。
2018年11月23日
次回の詳細が決まり次第、当ホームページにて告知いたします。
いましばらくお待ちください。