比較統合医療とは
「統合医療」とは、西洋医学を基盤にした一般的な医療と補完代替医療を併用した医療と定義されています(米国国立補完統合衛生センター)。補完代替医療には鍼灸、漢方、栄養療法、サプリメント、ホモトキシコロジー、光線療法などがあり、これらを現代の医療にどのように加え、併用するかを研究・応用するのが統合医療の目的となります。
これをさらに発展させ、さまざまな医療分野を比較、統合して考察し論議するのが「比較統合医療」です。具体的には、
- ヒトの医療と動物の医療
- 現代医療と伝統医療を含む補完代替医療
- 西洋医学と東洋医学
- 全体的包括的医療と部分的個別的医療
- 原因療法と対症療法
などが研究対象となります。
比較統合医療は多くの医療分野を統合して扱い、比較検討することによって新しい診断治療法を発見していくことを目指しています。