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統合医療栄養学セミナー(基礎編) 第1回講義を行いました
2017/2/26
日時:2017年2月26日 10:00-16:30
会場:公益社団法人虹の会 セミナー会場(日本橋小伝馬町)
参加者:11名
第1回目講義内容
第1章 初めに ~なぜ食事か?
1. 海外における食の取り込み
A)獣医師たちが食事に取り組み始めている
B)気が付くのには時間がかかった!
2. 食事療法を取り入れている獣医師たちの成功例
A)ロイヤルトリートメントセンター(ロイヤル獣医師)
B)ビーバーアニマルクリニック(クヌーブン獣医師)
臨床例2症例の報告
3. 食事のパワー!
A)私たちは食べたものでできている You Are What You Eat
B)加工食品の増加と死因の推移~増え続けるがん
C)栄養が遺伝子の発現を左右する~Nutrigenomics
第2章 動物にとって必要な栄養素とは?
~Biologically Appropriate Diet~種に適した食事
1. 遺伝的な要素
A)生物学的な違い
B)歯の構造と咀嚼の機能
C)摂取方法も雑食動物と異なる
D)肉食動物の消化器はシンプルで短い
2. 種にあった自然な食事とは? Biologically Appropriate Diet
A)祖先の食事 Ancestral Diet
B)体が必要としている栄養素
病気ごとの食事Ⅰ がん・腎臓疾患・肝臓疾患 副教材①
① がん:がんの背景、がん患者のためのストラテジー、がんの食事(レシピ例)、食事のストラテジー、果物・野菜のパワー
② 腎臓疾患:腎臓疾患の背景、腎臓実感の食事(レシピ例)、食事のストラテジー、リンの含有率
③ 肝臓疾患:肝臓疾患の背景、肝臓疾患の食事(レシピ例)、食事のストラテジー
今回の基礎編は、1回目の講義という事で、全員の自己紹介からスタートした。
各自、今回のセミナーに参加した目的、臨床の場での問題点等を交えお話しいただいた後、荒木先生の講演に入った。
今回は参加者が11名(参加者は全13名)であるため、疑問点があればそのつど質疑応答を交えることができた。さらに生化学的な話を、今回のセミナーの担当理事である横須賀理事、川角理事から随時挟み込んでいただき、参加者にも好評(?)であったようである。
講義の最後で、今後の講義内容についての予告について荒木先生からお話しがあり、次回以降の講義についての期待も高まったように感じた。
次回の基礎編は4/2(日)、10:00~、今回と同じ、公益財団法事虹の会、セミナー室で開催する。